【黒船賞レース後コメント】テイエムサウスダン岩田康誠騎手ら

2021年03月16日 20:12

黒船賞を制したテイエムサウスダン (C)netkeiba.com、撮影:武田明彦

16日、曇・重馬場の高知競馬場で行われたダートグレード競走の第23回黒船賞(JpnIII・1400m・出走12頭)は、2番人気のテイエムサウスダンが2番手追走から4コーナーで先頭に立つと、直線では後続を突き放す一方で8馬身差の圧勝を飾った。勝ちタイムは1分27秒6。

2着に外から差す競馬を見せた1番人気のスリーグランド(JRA)、さらに1馬身差の3着には4番人気のモジアナフレイバー(大井)が入った。4着には久々のグリム(JRA)、2年ぶりの黒船賞制覇を狙ったサクセスエナジー(JRA)は5着だった。

勝ったテイエムサウスダンは父サウスヴィグラス、母ムービングアウト(その父Langfuhr)という血統の4歳牡馬で、JRA栗東・飯田雄三調教師の管理馬。通算成績は13戦6勝(うち地方3戦2勝)、重賞は2019年兵庫ジュニアグランプリ(園田)以来の2勝目。騎乗した岩田康誠騎手は7年ぶり5度目の黒船賞制覇となった。

<レース後関係者のコメント>
1着 テイエムサウスダン
(岩田康誠騎手)
「高知を楽しもうと思いました。満喫しました。素直で注文もなく、スピードがあるので、道中は風になりました。直線は久々にファンの方がいらっしゃったので自分自身も嬉しかったですね。馬が(ファンがいて)パドックでビックリしていました。

 本当に乗りやすくて、こういう力の要る馬場も得意だと思います。(黒船賞5勝目で)僕のことを『ミスター黒船賞』と呼んでください。今後も応援よろしくお願いします」

(飯田雄三調教師)
「岩田騎手も自信を持っていたようですが、これだけ離して勝つとは思わなかったです。レース前にも『大丈夫です』と話してくれていました。予定していたジョッキーの都合がつかなかったのですが、岩田騎手が空いていて調教から乗ってくれて、良い感触を掴んでくれていました。

 今後はダート短距離路線を進んでいければと考えていますが、オーナーと相談して決めようと思います。まだ底を見せていませんし、これから活躍していけると思いますから、ぜひ応援よろしくお願いします」

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