【ファルコンS予想】グレナディアガーズのレースぶりに注目

2021年03月20日 06:04

GI馬グレナディアガーズがここで始動する

 NHKマイルCを頂点とする3歳スピード自慢が集う1戦で、昨年は当レース2着から直接NHKマイルCへと向かったラウダシオンが本番を制しているが、むしろ本番の前哨戦的位置づけにあるニュージーランドトロフィーへのステップレースという意味合いが強いかもしれない。

 昨年の朝日杯フューチュリティSをレコード勝ちした◎グレナディアガーズがこのレースから始動する。デビュー2戦はやや物足りなさを残す内容だったが、デビュー3戦目に初勝利。この日はファンタジーSが行われた日でもあるのだが、余裕を残した走りで2歳タイレコード(当時)となる1分20秒4をマーク。午後にメイケイエールが塗り替えたレコードタイムとはコンマ3秒差の好タイムでもあった。荒れた馬場での57キロ、それからデビュー2戦目の内容から左回りに若干の不安を残すが、NHKマイルCへ向けてその不安を払拭しておきたいところだろう。レースぶりに注目だ。

 ○ショックアクションは新潟2歳Sの優勝馬。その新潟2歳S以来の出走となった前走は勝ち馬を見るような位置でレースを進めたが、追われてから反応しなかった。当時、プラス10キロの馬体重は成長分もあっただろうが、レコード決着に対応できる仕上がりではなかったのかもしれない。改めて。

 ▲ルークズネストはシンザン記念2着馬。1400mは初めてだが、マイルでも行きたがるような気性でむしろ向いている印象だ。まだスタートには不安を残すが、流れに乗ることができれば、その末脚は侮れない。△ヴィジュネルがデビュー戦でクビ差敗れた相手はクイーンC2着アールドヴィーヴル。2戦目に勝ち上がり、前走で2勝目をマークした。極端に早い時計になったときには不安もあるが、今の馬場ならむしろ味方にできそうだ。逆に、強烈な末脚を武器に持つ△アスコルターレも連下候補の1頭。最後にここ2戦は折り合いを欠いてしまっているが京王杯2歳S2着△ロードマックスの名前を挙げておきたい。

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