現地時間4日、香・シャティン競馬場で行われたセンテナリースプリントC(3歳上、香G1・芝1000m)に、このレースを最後に現役を引退するサイレントウィットネス(セン8、香・A.クルーズ厩舎)が出走。レースの流れに乗れず後方追走のまま、10頭立ての9着に終わった。
サイレントウィットネスは、父El Moxie(その父Conquistador Cielo)、母Jade Tiara(その父Bureaucracy)という血統の豪国産馬。03、04年香港スプリント(香G1)を含むデビューから17連勝を達成。05年安田記念(GI)で初来日し3着に敗れたが、続くスプリンターズS(GI)で快勝。その後勝ち鞍を挙げることはできなかったが、昨年12月の香港スプリント(香G1)では2着に好走していた。通算成績29戦18勝。03年/04年、04年/05年には香港年度代表馬に輝いている。今後は、豪・メルボルン郊外にあるリヴィングレジェンドで余生を送る予定。
なお、レースはシンティレーション Scintillationが56秒40(良)のタイムで優勝。昨年に続く連覇を達成した。昨年の香港スプリント(香G1)を勝ったアブソリュートチャンピオン Absolute Championは2着。