デビュー5連勝でJpnI戴冠を果たしたアランバローズは連勝を伸ばせるか(撮影:高橋正和)
24(水)に大井競馬場で行われる第44回京浜盃。3着までに羽田盃の優先出走権が与えられる一戦で、全日本2歳優駿で1・2着だったアランバローズとランリョウオーの再戦に注目が集まる。主な出走馬は以下の通り。
■3/24(水) 京浜盃(3歳・SII・大井ダ1700m)
アランバローズ(牡3、船橋・林正人厩舎)は全日本2歳優駿を逃げて5馬身差圧勝。デビュー5連勝でJpnI戴冠を果たした。今回はそれ以来の休み明けで初の1700mがカギとなるが、こなしてのデビュー6連勝を期待したい。鞍上は左海誠二騎手。
ランリョウオー(牡3、浦和・小久保智厩舎)は前走の雲取賞を3馬身差完勝。ハイセイコー記念と全日本2歳優駿ではアランバローズの2着に終わっていたが、3度目の重賞挑戦で待望の重賞初制覇を飾った。今回の条件に不安はなく、アランバローズを初めて逆転することができるか注目される。鞍上は本橋孝太騎手。
トランセンデンス(牡3、浦和・小久保智厩舎)は新年のニューイヤーCで重賞勝ちがあり、他にもJBC2歳優駿で2着など重賞で好走を続けてきた。前走の雲取賞はランリョウオーに離されたが、どこまで食い下がることができるか。鞍上は森泰斗騎手。
マカベウス(牡3、船橋・米谷康秀厩舎)は地方重賞7勝馬ショウリダバンザイの仔で、ハイセイコー記念・5着以来約4か月ぶりの休み明けとなる。昨年の平和賞を快勝するなど能力があるのは確かで、いきなり好走なるか注目したい。鞍上は真島大輔騎手。
他にも、重賞で2〜3着が4回あるジョーロノ(牡3、浦和・小久保智厩舎)、移籍後2連勝中のチサット(牡3、大井・佐宗応和厩舎)、移籍初戦のエスポワールシチー産駒イグナイター(牡3、大井・福永敏厩舎)、鎌倉記念・2着以来となるセイカメテオポリス(牡3、大井・渡辺和雄厩舎)らも上位争いの圏内。
発走は16時10分。
■調教追い切り動画