距離短縮で巻き返しに期待したいマドラスチェック(撮影:高橋正和)
4/7(水)に船橋競馬場で行われるマリーンカップ。7頭立ての少頭数になったが、昨年のJBCレディスクラシック2着のマドラスチェックをはじめ楽しみなメンバーが集まった。主な出走馬は以下の通り。
■4/7(水)マリーンカップ(3歳以上牝・JpnIII・船橋ダ1600m)
マドラスチェック(牝5、美浦・斎藤誠厩舎)は19年の関東オークス2着以降は地方のダートグレードに参戦を続け、昨年のTCK女王盃で重賞初制覇。その後は勝ち星こそないものの、JBCレディスクラシック2着など5戦すべてで掲示板内を確保している。前走のエンプレス杯では直線で失速したものの、1600mへの距離短縮は好材料。今回は初の船橋コースになるが、重賞2勝目が期待できる。
サルサディオーネ(牝7、大井・堀千亜樹厩舎)は昨年マリーンカップ、クイーン賞とダートグレードを2勝し、NARグランプリ2020の4歳以上最優秀牝馬を受賞。前走のエンプレス杯では逃げ粘って2着とマドラスチェックに先着。今回も同型の逃げ馬が不在で、7頭立ての少頭数とマイペースの逃げが叶いそうなことから連覇も十分可能だ。
テオレーマ(牝5、栗東・石坂公一厩舎)は3勝クラスに昇級した2走前にハナ差2着と接戦を演じると、前走の豊前ステークスでは4コーナー13番手から直線一気に差し切って勝利。オープン昇級戦が重賞になるが、近走のレース内容からいきなり通用してもおかしくはない。今年の地方ダートグレードで6戦5勝、3着1回と好成績を残す川田将雅騎手への乗替わりも魅力なだけに好勝負が期待できる。
フェアリーポルカ(牝5、栗東・西村真幸厩舎)は昨年の中山牝馬ステークス、福島牝馬ステークスと芝の重賞を2勝。連覇がかかった前走の中山牝馬ステークスでは3着だったが、勝ち馬とはコンマ1秒差の惜敗だった。今回は初ダートに初の地方コースと初物尽くしになるが、地力は上位だけに力を発揮できれば勝ち負けを演じる。
発走は20時05分。
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