10日、京都競馬場で行われた1R・3歳未勝利(牝、ダート1200m)は、安藤勝己騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.3倍)スリープレスナイト(牝3、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、好位追走から直線半ばあたりで先頭に立つと後続を一気に突き放し、7番人気スリーキュラソーに10馬身差をつけ圧勝した。勝ちタイムは1分12秒8(良)。さらに1.3/4馬身差の3着に6番人気ラブプリモニションが入った。
勝ったスリープレスナイトは父クロフネ、母ホワットケイティーディド(その父Nureyev)という血統。半兄にJRA4勝のトゥルーライズ(父トニービン)、叔母にヒシアマゾン(エリザベス女王杯-GI)などがいて、牝系はアドマイヤムーン(牡4、栗東・松田博資厩舎、弥生賞-GII)、ダガーズアラベスク(牝4、船橋・川島正行厩舎、東京2歳優駿牝馬-南関東G1)らがいる名門。
1月7日の新馬(京都・芝1400m)でデビューもシュガーヴァインのハナ差2着と惜敗し、前走(京都・芝1600m)も3着だったが、初ダートの3戦目で初勝利となった。通算成績3戦1勝。