現地時間17日、アメリカのオークローンパーク競馬場でG1・アップルブロッサムハンデ(4歳上牝・ダ1700m・6頭立て)が行われた。
3番人気のレトルスカ(牝5、I.オルティスJr.騎手、53.5kg)がハナを切り、2番人気スイススカイダイバー(牝4、R.アルバラード騎手、55.5kg)、1番人気モノモイガール(牝6、F.ジェルー騎手、56.0kg)が追走して、前3頭が後ろ3頭を大きく離す展開。
直線ではレトルスカとモノモイガールが抜け出して2頭のマッチレースとなり、この争いをレトルスカがハナ差制した。勝ちタイムは1分43秒14(良)。
スイススカイダイバーは、2着モノモイガールから6.1/2馬身離された3着だった。
レトルスカ(Letruska)は、父Super Saver、母Magic Appeal、母の父Successful Appealという血統。米国のF.グティエレス厩舎の管理馬。
メキシコのG1・2勝馬で、米国でもG3で3勝をあげているが、米G1はこれが初制覇。通算成績は18戦13勝。
モノモイガール(Monomoy Girl)は、父Tapizar、母Drumette、母の父ヘニーヒューズという血統。米国のB.コックス厩舎の管理馬。
通算成績は17戦14勝(うちG1・7勝)で、2018年コティリオンS(米G1)以来の敗戦。同レースは進路妨害で2着に降着となっており、1位入線を果たせなかったのは2017年ゴールデンロッドS(米G2・2着)以来の2回目。
※馬齢表記は現地基準に基づく。