ジョエルにとっても張田親子コンビにとっても嬉しい重賞初制覇となった(撮影:高橋正和)
21日、川崎競馬場で行われた第24回クラウンC(3歳・重賞・ダ1600m・1着賞金1500万円)は、中団でレースを進めた張田昂騎手騎乗の2番人気ジョエル(牡3、船橋・張田京厩舎)が、直線で外から各馬を差し切り、2着の1番人気ギガキング(牡3、船橋・稲益貴弘厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分41秒6(稍重)。
さらにハナ差の3着に3番人気ジョーロノ(牡3、浦和・小久保智厩舎)が入った。
勝ったジョエルは、父トーセンブライト、母トーセンレインボー、その父ダイワメジャーという血統。本馬を管理する張田京調教師はこれが初の重賞制覇となった。また、本馬はこの勝利で東京ダービーの優先出走権を獲得した。