94年にビワハヤヒデが勝利して以来、27年ぶりの阪神での天皇賞(春)となります。つまり、同一競馬場でのデータが過去10年どころか、ほとんどない状態です。今年はデータ予想が通用しないだろうと思われるかもしれませんが、同じように、京都から中京へ開催変更になった日経新春杯で今年の最高配当的中を記録したのがケシウマの消去法です。過去の京都開催から、阪神でも使えるデータをどう抽出するのか。消去法の分析に注目ください。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。 そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
直近のGI皐月賞では、【残った馬】の2人気エフフォーリアと8人気タイトルホルダーでワンツー決着。馬連は4,300円の好配当でした。さらに、ダービー卿CT、毎日杯、中山牝馬Sなどでは【残った馬】が上位を独占。過去10年揃わないデータからでもパーフェクト的中が可能なケシウマの【残った馬】に、今週もご期待ください。
ここでは、天皇賞・春の消去条件のうち1つを無料公開します。
【条件1】※データは過去10年間を対象
■前走関東出走の関西馬(ただし、ステイゴールド、ハーツクライ産駒は除く) [0-0-0-24] 複勝率0%
■該当馬:ワールドプレミア、マカヒキ、ディバインフォース、ジャコマル
(過去の主な該当馬:20年モズベッロ5人気7着、19年ユーキャンスマイル3人気5着、クリンチャー4人気10着、メイショウテッコン5人気11着)
国内最長距離GIということもあって、ローテーションが非常に重要になる一戦だ。わずかな体調の狂いが大きく明暗を分けるのである。そのため、前走で関東圏の競馬場に遠征していた関西馬は少し疑ってみたい。例外は、長距離適性の高いステイゴールド、ハーツクライ産駒だけだ。
なお、過去10年の天皇賞(春)でステイゴールド産駒は4勝、ハーツクライ産駒も8頭が馬券になっている。また、阪神の長距離重賞である阪神大賞典でも、ステイゴールド産駒は初参戦の10年以降に[4-2-0-4]、ハーツクライ産駒も12年以降に[2-4-0-10]と優秀。舞台替わりでもこの傾向は継続しそうである。
菊花賞馬のワールドプレミアが消去データに該当しました。2500mの有馬記念でも3着、5着の実績があり、長丁場を得意としている格上馬です。ただし、疲労の残りやすいディープインパクト産駒。あくまで前走は本番前のひと叩きだとしても、中山への長距離輸送を不安視する手はありそうです。
残りの消去条件は『パーフェクト消去法』にて公開中です。はたして舞台替わりでステイゴールドやハーツクライは活躍できるのか? それとも、新たな種牡馬が台頭するのか? ケシウマの消去データを、ぜひお役立てください。