まだ幼かったころのメイショウテンゲン(写真はコロナ禍以前のもの、撮影:花岡貴子)
 
 昨年のアルゼンチン共和国杯から3戦続けてふがいない2桁着順だったテンゲンくんですが、前走は6着!なにやら少しきっかけが掴めたのでは?と陣営に聞いてみました。
「そうなんですよ。前走から乗ってくれている酒井学騎手が追いきりからしっかりと馬が走るのを諦めないように叱咤してくれているんです。阪神大賞典では掲示板にはのれなかったけど6着にきてくれました。道中、4、5番手につける積極策もよかったですね。前走で走る気持ちはかなり戻ってきたようなかんじはあります」と担当の土屋助手。
 体つきはかなり大人っぽくなっていますね。 
「はい、古馬らしいですし、完成してきたように思います」 
 そういわれると…コ
ロナ禍で馬に接近しての取材はできていないので、あのおぼこかった顔つきがどうなっているのか気になってしまいます!
「この天皇賞(春)を目標に調整してきたので出走できてよかったです。馬場は悪くなっても大丈夫ですし、あとは馬が最後まで競馬を諦めずに頑張ってくれれば、と願っています」
(取材・文:花岡貴子)