【新潟大賞典 血統データ分析】ディープインパクトは人気薄こそ警戒したい

2021年05月06日 15:15

過去のデータからは、人気のディープ産駒は疑ってかかったほうがいいという傾向だが…

 9日に新潟競馬場で行われる新潟大賞典(4歳上・GIII・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる5回の馬券絡みがディープインパクト。次点で3回のキングカメハメハが続き、2回がシンボリクリスエス、ステイゴールド、マンハッタンカフェ、ハーツクライとなっている。

 ディープインパクト産駒は[3-0-2-18]。昨年も14人気のプレシャスブルーが3着に入線していたが、1〜3人気[0-0-0-5]、4〜9人気[2-0-1-7]、10人気以下[1-0-1-6]と人気薄の激走が目立つ一方で、上位人気馬は過信しづらい傾向にある。また、パッションダンス[2-0-0-1]、ダコール[1-0-1-1]の例からもリピーターには気を配りたい。同産駒からはサトノエルドールサトノソルタスダノンマジェスティポタジェの4頭が出走予定。

 キングカメハメハ産駒は[2-0-1-10]。12年ヒットザターゲット、18年スズカデヴィアス、どちらも5人気での勝利となったが、2頭には1枠1番という枠順の共通点もある。また、前走馬体重別では500kg以上[2-0-1-4]、499kg以下[0-0-0-6]と大柄な馬が存在感を示す。同産駒にはボッケリーニが該当する。

 ルーラーシップ産駒は[1-0-0-0]。出走例は、19年に7人気で勝利したメールドグラースに限られる。なお、下級条件を含めた当該コースでは延べ33頭が出走し、今回出走するメンバーの種牡馬のなかで勝率1位、連対率3位、複勝率2位という成績を残す。同産駒からはムイトオブリガードが出走予定。

 オルフェーヴル産駒は[0-0-0-1]。出走例は20年サラス(9人気15着)に限られるが、オルフェーヴルの父にあたるステイゴールドの産駒は15年ナカヤマナイト(13人気2着)、18年ステイインシアトル(9人気2着)と大駆けも目立つため、今後の動向を注視しておきたい。同産駒からはバイオスパークヒュミドールの2頭が出走を予定している。

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