25日、中山、阪神開催が行われ、28日付で引退する調教師8名がJRAでの最後のレースを終えた。
美浦所属で引退する奥平真治調教師、松永勇調教師はそれぞれ5頭、2頭を出走させたが、いずれも0勝に終わっている。
奥平真治調教師は調教助手を経て71年に調教師免許を取得。優秀調教師賞は過去4度受賞している。メジロラモーヌで86年オークス、桜花賞、エリザベス女王杯の牝馬3冠を制すなど、JRA・GI(級)は6勝。メジロライアン、レオダーバン、ストロングエイトらの名馬を手がけた。90年に最多賞金獲得調教師を受賞。JRA通算9120戦816勝(うち障害297戦37勝、重賞49勝)、地方通算305戦32勝。美浦・奥平雅士調教師(34)は娘婿にあたる。
松永勇調教師は騎手として1082戦93勝の成績を残し、74年に調教師免許を取得。JRA通算5020戦315勝(うち障害158戦9勝)、地方通算33戦3勝。2調教師最終週の成績は以下の通り。
【奥平真治厩舎】5頭
◆24日(土)
中山1R・3歳未勝利(ダート1200m)
15着 ハッピーパセリ(牝3)大野拓弥
中山7R・3歳500万下(ダート1200m)
5着 リキサンファイター(牡3)蛯名正義
中山11R・韓国馬事会杯(4歳上1600万下、芝1200m)
14着 ニシノアンサー(牡4)菊沢隆徳
◆25日(日)
中山12R・4歳上1000万下(芝1600m)
12着 アイラブマキシマム(牝5)菊沢隆徳
阪神4R・障害4歳上未勝利(障害2970m)
8着 デイトレーダー(牡4)南田雅昭
【松永勇厩舎】2頭
◆25日(日)
中山1R・3歳未勝利(ダート1200m)
10着 スガノグローリアス(牡3)岩部純二
中山2R・3歳未勝利(ダート1800m)
11着 ホッコーターゲット(牡3)村田一誠