日本でも種牡馬を務めた米仏G1馬アラジが死亡、32歳

2021年07月02日 20:24

 現役時代はフランスとアメリカでG1を制し、引退後は日本でも種牡馬入りしたアラジが、けい養先のオーストラリアで死亡したことがわかった。32歳。同国のサラブレッドブリーダーズビクトリアのホームページで、2日に発表された。

 アラジは父Blushing Groom、母ダンスールファビュルー、母の父Northern Dancerという血統の米国産馬。

 現役時代はフランスのF.ブータン厩舎に所属。2歳時の1991年、モルニ賞、サラマンドル賞、グランクリテリウムと仏G1を3連勝。さらに続くアメリカのダート2歳王者決定戦・BCジュベナイルも制した。

 引退後は種牡馬として各国を転々とし、日本でもけい養された。キャリアを通じての代表産駒は米G1・5勝のコンガリー。日本では英国産馬のドラールアラビアンが南関東で活躍した。

 オーストラリアで種牡馬としてのキャリアを終え、以降は同国で功労馬として余生を過ごしていた。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。