レコードで快勝のフリード(c)netkeiba.com
小倉12R3歳以上1勝クラス(ダート1000メートル)で、単勝1.9倍の1番人気に支持された
フリード(牝3歳、栗東・西園)が2番手から鮮やかに抜け出し、従来の記録(14年8月9日・小倉12R
ルベーゼドランジェ=56秒9)を0秒1上回る、56秒8(重馬場)のJRAレコードで5馬身差の圧勝を決めた。
騎乗した斎藤は「この枠(2枠2番)だっただけに、かぶされるくらいなら行きたかったんですが、内も速くて2番手に。前走はためた2番手で差されたので、今回は
スピードを生かす競馬をしようと思いました。脚抜きのいい馬場も良かったです。芝も、ダートも、時計が速過ぎですよね」と目を丸くしていた。
同馬は、昨夏の小倉で芝1200メートルの2歳JRAレコード(1分7秒5)を記録しており、芝とダートの日本レコードホルダーとなった。
なお、小倉10RのインディアT(ダート1700メートル)では、
ホッコーハナミチ(牡3歳、栗東・長谷川)が1分41秒4のコースレコードで快勝。先週は芝で3度の日本レコードが飛び出した小倉だったが、今週はダートでレコード連発となった。