現地時間10日、アメリカのベルモントパーク競馬場でG1・ベルモントオークス(3歳牝・芝2000m・8頭立て)が行われた。
馬群の中でレースを進めた1番人気サンタバーバラ(Santa Barbara、牝3、R.ムーア騎手)は、直線で進路を失う危機。
それでも外に持ち出され前が開くと猛然と脚を伸ばし、一旦は抜け出した3番人気コンリマ(牝3、F.プラ騎手)をゴール前でとらえ、1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分03秒76(稍重)。
サンタバーバラは父Camelot(その父モンジュー)、母Senta's Dream、母の父デインヒルという血統。アイルランドのA.オブライエン厩舎の管理馬。
通算成績は5戦2勝で、今回がデビュー戦以来の勝利。2走前のオークス(英G1)は1番人気で5着。前走はプリティポリーS(愛G1)2着という戦績だった。
A.オブライエン厩舎とR.ムーア騎手は、この後のベルモントダービー(米G1)もボリショイバレエで優勝。米遠征で最高の結果を出した。