今年のKYダービー表彰式 左がB.バファート調教師
アメリカのニューヨーク競馬協会(NYRA)が薬物問題でボブ・バファート厩舎の出走を停止したことについて、連邦地方裁判所が現地時間14日、検査の最終審理を待たず処分を実施したことを無効とする判断を下したことがわかった。米競馬メディア『Blood Horse』などが報じた。
NYRAはサラトガ、ベルモントパーク、アケダクトの3競馬場を運営。5月1日にチャーチルダウンズ競馬場で行われたケンタッキーダービー(米G1)で1位入線を果たしたメディーナスピリット(Medina Spirit、牡3、米・B.バファート厩舎)から禁止薬物の陽性反応が検出されたことを受け、出走停止の処分を下していた。