「セレクションセール2021」が27日、北海道新ひだか町の北海道市場で新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じて開催された。
選び抜かれた1歳馬234頭が上場され(6頭欠場)、202頭が落札。売却率は86.3%で、売上総額は昨年を4億円近く上回る36億5070万円(以下、金額は全て税抜で表記)と好結果に終わった。
4000万円以上の高額落札馬は12頭。最高落札額となったのが「スリーアローの2020」(牡、父エピファネイア)。ディーマジェスティなどの馬主で知られる嶋田賢氏が6000万円で落札。なお、この金額はセレクションセール歴代第7位の高額馬となる。
2番目の高額馬は5400万円の「スマッシュの2020」(牡、父エピファネイア)を井山登氏が、3番目の高額馬は4700万円で「ベアフットレディの2020」(牡、父ドゥラメンテ)を田中成奉氏が落札している。