英国における夏競馬を代表する開催の1つである、グッドウッド競馬場のカタール・グッドウッド・フェスティヴァル(通称グロリアス・グッドウッド)が、7月31日(土曜日)の開催をもって5日間の日程を終了した。
注目の開催リーディング調教師部門は、開催2日目のG1サセックスS(芝8F)をアルコールフリー(牝3、父ノーネイネヴァー)で制したのを含めて、通算で5勝をあげたアンドリュー・ボールディング調教師(48歳)が、3勝のリチャード・ハノン調教師に2勝差をつけて首位に立った。
また騎手部門は、開催4日目のG2キングジョージS(芝5F)をスエザ(牝3、父ナイトオブサンダー)で、開催5日目のG2リリーラングトリーS(芝14F)をワンダフルトゥナイト(牝4、父ルアーヴル)で制したのを含めて、通算で7勝をあげたウィリアム・ビュイック騎手(33歳)が、3勝をあげたホリー・ドイルら4騎手に大きな差をつけ、リーディングを獲得することになった。
長年のパートナーであるジェーン・ダンカンさんとの挙式を8月1日に控えていたビュイックにとって、二重の喜びとなった。
(文:合田直弘)