11日、船橋競馬場で行われた千葉日報賞(サラ系・準重賞・ダ1700m・1着賞金600万円)は、道中2番手でレースを進めた矢野貴之騎手騎乗の1番人気スマイルウィ(牡4、船橋・張田京厩舎)が3コーナーで先頭に立って直線もよく伸び、3番手追走から4コーナーで一旦は先頭に並びかけた4番人気カレンガリアード(牡6、船橋・岡林光浩厩舎)を1/2馬身差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分47秒1(稍重)。
さらに5馬身差の3着には9番人気アギト(牡5、浦和・小久保智厩舎)が入った。2番人気に推されていたジョーグランツ(牡6、浦和・小久保智厩舎)は7着、3番人気のリュウノセンター(牡7、船橋・齊藤敏厩舎)は8着に終わった。
スマイルウィは父エスポワールシチー、母アップライジング、その父コマンズという血統。前走は除外明けながらゴール前は鋭い末脚を見せていたが(3着)、ここは危なげなく人気に応えて勝利した。通算成績はこれで16戦7勝。
(取材、撮影:高橋正和、編集:netkeiba.com)