ダートのオープン特別を4勝した{horse=2001103297:エンシェントヒル}(牝6、栗東・松元茂樹厩舎)が、7日付でJRA競走馬登録を抹消したことがわかった。今後は繁殖入りする予定。
エンシェントヒルは父エンドスウィープ、母はブラックアイドスーザンS(米G2)など重賞3勝のアズテックヒル(その父Proud Truth)という血統。
3歳時の04年10月、1000万下を勝ったばかりの身で臨んだトパーズS(OP・ダート1800m)で、49kgの軽ハンデを活かしてヒシアトラスを差し切りオープン入り。その後も、ダート戦中距離では珍しい追い込み馬として、嵌ったときの末脚は強烈なインパクトを残した。重賞では05年TCK女王盃(交流GIII)4着が最高だったが、トパーズSの他に05年、06年仁川S、06年ファイナルSとダートのオープン特別を4勝。勝ち鞍の7勝は全てダート1800mだった。通算成績22戦7勝(うち地方1戦0勝)。