現地時間20日、イギリスのヨーク競馬場でG2・ロンズデールカップ(3歳上・芝3250m・4頭立て)が行われた。

　先手を取った4番人気ザグランドヴィジール(セ7、R.キングスコート騎手)が、他の3頭を離して逃げる展開。

　直線では1番人気ストラディバリウス(Stradivarius、牡7、L.デットーリ騎手)と2番人気スパニッシュミッション(牡5、W.ビュイック騎手)が外から脚を伸ばし、この2頭の壮絶な一騎打ち、追い比べを、ストラディバリウスがアタマ差制した。勝ちタイムは3分30秒87(良)。

　スパニッシュミッションから7馬身離れた3着がザグランドヴィジール。さらに13馬身離れた4着が3番人気ストラタム(セ8、R.ムーア騎手)だった。

　ストラディバリウスは父Sea The Stars、母Private Life、母の父Beringという血統。イギリスのJ&T.ゴスデン厩舎の管理馬。

　昨年までグッドウッドC(英G1)4連覇、ゴールドC(英G1)3連覇を果たした欧州長距離界のスターホース。このレースも2018年・2019年に続く3勝目となった(昨年は出走せず)。通算成績は29戦18勝(うち重賞16勝)。