現地時間11日、米・サンタ
アニタ競馬場で行われたサンタ
アニタオークス(3歳牝、米G1・ダート8.5f、5頭立て)は、G.ゴメス騎手騎乗の1番人気
ラグズトゥリッチズ Rags to Riches(牝3、米・T.プレッチャー厩舎)が最後方追走から徐々に進出し、直線入り口で先頭に立つと後続を突き放し、4番人気シル
ヴァースワロー Silver Swallowに5.1/2馬身をつけ圧勝した。勝ちタイムは1分42秒84(良)。さらに2.1/2馬身差の3着に3番人気キャッシュインク
ルーディッド Cash Includedが入った。
勝った
ラグズトゥリッチズは父A.P.Indy、母はデムワーゼルS(米G2)勝ち馬
Better Than Honour(その父Deputy Minister)、祖母はケンタッキーオークス馬
Blush with
Prideという血統の米国産馬。半兄に昨年のベルモントS(米G1)を勝ったジャジル
Jazil(牡4、米・K.マクラフリン厩舎、父Seeking the Gold)がいる。05年キーンランドセプテンバー
イヤリングセールにて190万ドルで落札されていた。
昨年の6月にデビューしたが4着に敗れ、約7か月ぶりの復帰戦(ダート7f)で2着に6馬身差をつける圧勝で初勝利。前走のラスヴァージネスS(米G1・ダート8f)で初重賞勝ちを収めていた。この勝利により、今年米国で行われた3歳牝馬G1を2つとも制したことになる。通算成績4戦3勝(重賞2勝)。