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【新潟記念】トップハンデ馬が苦戦傾向の波乱重賞 サマー2000シリーズの栄冠はどの馬に?

2021年09月05日 06:35

ヤシャマルは前走から2キロ減のハンデが魅力(撮影:下野雄規)

 サマー2000シリーズの最終戦。多頭数で行われる真夏のハンデ戦らしく、過去10年間で1番人気馬は2勝2着2回。3番人気まで枠を広げても5勝2着3回3着2回。また、トップハンデ馬は延べ14頭の出走で1勝2着1回と苦戦傾向だ。

 過去10年で見るとサマー2000シリーズの流れを汲んで小倉記念組が4勝でトップ。ただし、ダービーや、天皇賞・春、大阪杯から挑んだ馬が好走したケースもあり特定しにくい。

 ◎ヤシャマルは、府中Sの優勝馬。未勝利脱出まで時間がかかってしまったが、勝ち上がったあとは8戦して3勝2着2回3着1回と3連勝含め、堅実だ。重賞初挑戦となった前走エプソムカップはスタートして間もなく外から来られたために口を割り、4角では先頭グループに並びかけるくらいの位置まで進出せざるをえなくなったが、それでも最後まで頑張って0.7秒差。着順から受ける印象ほど悪い内容ではなかった。下級条件ならともかく、オープンに上がれば府中Sのときのように末脚を生かす競馬がベターなのかもしれない。前走から2キロ減のハンデも魅力で本命に推す。

 〇クラヴェルマーメイドS2着、中京記念3着。強烈な末脚を武器にデビュー2戦目を除いて掲示板を外していない堅実派だ。マーメイドSは51キロのハンデで、ほぼ最後方からメンバー最速の末脚で勝ち馬に並びかけたが50キロの軽量馬にクビ差届かず2着。前走の中京記念は、52キロのハンデで、やはり最速の末脚を繰り出したものの0.1秒差届かなかった。今回は据置きの52キロ。自分で競馬を組み立てられない弱みもあるが、外回りコースの長い直線は味方してくれるはずだ。

 ▲ラインベックは中京2歳S優勝馬。NHKマイルCのあとはダート路線を歩んでいたが、休み明けの江の島Sを逃げ切った。逃げなくても競馬ができる馬だが、それ以上に芝コースでは3度のG1競走以外では3着以内を続けている。前走はマイペースとはいえ、東京競馬場で上り3ハロン33.0秒は立派。2歳とは言え、東京スポーツ杯2歳Sはコントレイルの3着。54キロのハンデも恵まれたか。

 △ラーゴムはきさらぎ賞の優勝馬。4戦2勝2着2回で挑んだ皐月賞は13着で、ダービーは12着。レースキャリアを重ねるごとに気難しさが出てきたようで、しっかりと間隔を空けながら使われたが、それでも強い馬たち相手にもまれてきた経験は、将来必ず生かされるはず。500キロを超える馬格の持ち主で、3歳春までの単なる早熟馬ということもないだろう。

 △アドマイヤポラリスは、サンシャインSの優勝馬。未勝利脱出が3歳6月で、2勝目をあげたのが4歳6月という遅咲きだが、今年に入って2連勝。前走の目黒記念は初の重賞挑戦ということに加えて、スローペースからの瞬発力争いで後れをとったが、新潟の長い直線コースは一瞬の脚というよりも、ロングスパート型に合うコース形態だ。改めて。

 鳴尾記念2着、七夕賞3着△ショウナンバルディも十分圏内。トップハンデ組は0.5キロほど恵まれた印象も受けるが、その中では△ザダルを押さえておきたい。

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