神戸新聞杯へ向けて2週前追い切りを行っている今年のダービー馬シャフリヤール(写真右、撮影:井内利彰)
9月26日に中京競馬場、芝2200mで行われる神戸新聞杯。ここを秋の始動戦に選んだ、今年のダービー馬
シャフリヤール(栗東・藤原英昭厩舎)が今朝8日、レースに向けた2週前追い切りを行っている。
朝一番のCWコースへ福永祐一騎手を背に入場。
コラルノクターンが先行して、これを追走する形。馬場入り時にはかなり気持ちが高ぶっているようにも見えたが、そこをうまくなだめながら、向正面へと入っていく。
6F標識では5馬身ほど後ろにいて、そこから徐々に差を詰めていく形。ラップ的には少しずつ速くなっているが、走り自体はほぼ変わりない
スピードに見える。
最後の直線で内から並びかけたかと思うと、あっさりと1馬身ほど前へ出て、そのまま先着のゴール。時計は6F83.2〜5F67.7〜4F53.2〜3F39.3〜1F12.6秒。数字自体は速くないものの、少し道中で行きたがっていた先週の追い切りに比べると、すごくスムーズな走りだったという印象。来週になれば、さらに質の高い動きを見せてくれそうな気がする。
(取材・文:井内利彰)