【京成杯AH 血統データ分析】昨年はハナ差2着の惜敗、ディープインパクト産駒が毎年好走

2021年09月09日 18:33

京成杯AHで期待できる血統とは?

 12日に中山競馬場で行われる京成杯オータムハンデ(3歳上・GIII・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、新潟競馬場で代替開催された2014年はデータの集計対象外とした。

 過去10年で最多となる8回の馬券絡みがディープインパクト。次点で2回のロードカナロア、キングカメハメハ、ダイワメジャー、タニノギムレット、スウェプトオーヴァーボードが続く。

 ロードカナロア産駒は[2-0-0-1]。2勝はいずれもトロワゼトワルによるもので、同馬は19・20年の2連覇にとどまらず、19年には芝1600mのJRAレコード(現在)をも更新してみせた。一方で、19年グルーヴィットは1人気ながら11着と大敗しており、一概に評価しづらい傾向も見受けられる。今年はステルヴィオ、グランデマーレ(抽選対象)の2頭が特別登録。

 ディープインパクト産駒は[1-6-1-10]。勝ち馬こそ18年ミッキーグローリーに限られるが、15年エキストラエンド、20年スマイルカナはハナ差2着の惜敗。また、産駒が出走した7年のうち6年で連対馬を出しており、残る1年(2016年)についてもダノンプラチナがトップハンデ58kgながら3着に入線していた。今年はコントラチェック、スマイルカナ、トライン(除外対象)の3頭が特別登録している。

 初出走となるキズナ産駒からはバスラットレオン、マルターズディオサ、スマートリアン(抽選対象)の3頭が特別登録。同種牡馬のコース成績は[6-7-1-25]勝率15.4%・複勝率35.9%となっており、今回出走するメンバーの種牡馬のなかでは好走率で最高値を記録している。ただし、6勝すべてが世代限定戦となるため、今回は古馬混合戦であることが焦点となりそうだ。

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