【地方競馬】ブロードアピールの最後の仔ビービーミューズが亡き母に捧げる勝利

2021年09月08日 21:40

2001年のプロキオンSで、米国の名手K.デザーモ騎手を背に勝利したブロードアピール

 2000年根岸Sなど重賞6勝(交流重賞含む)を挙げた名牝ブロードアピールの仔ビービーミューズ(牝3、北海道・桜井拓章厩舎)が8日、門別9R3歳以上C4-2(ダ1000m・12頭立て)で1番人気に応えて勝利。勝ちタイムは1分1秒8(重)。

 同馬は父ビービーガルダン(その父チーフベアハート)、母の父Broad Brushという血統。通算成績は8戦3勝で、現在3連勝中。

 母ブロードアピールはディープインパクトの馬主として知られる金子真人オーナーの初期の活躍馬で、2000年シルクロードSや2002年ガーネットSなど芝・ダート問わず活躍。強烈な末脚で多くのファンを魅了し、なかでも2000年の根岸Sで演じた直線一気の豪脚は、ファンのあいだで今でも語り草となっている。

 2019年に繁殖を引退してからはYogiboヴェルサイユリゾートファームで余生を送っていたが、本日、老衰により27歳で息を引き取っており、孝行娘の勝利は天国の母に捧げる勝利となった。

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