阪神大賞典、アイポッパーが連勝で春盾へ

2007年03月18日 15:45

 18日、阪神競馬場で行われた阪神大賞典(4歳上、GII・芝3000m)は、武豊騎手騎乗の2番人気{horse=2000101573:アイポッパー}(牡7、栗東・清水出美厩舎)が先団でレースを進めて向正面から進出を開始すると、早めに動いた圧倒的1番人気(単勝1.6倍)ドリームパスポートとの叩き合いをアタマ差制して優勝した。勝ちタイムは3分08秒3(良)。さらにクビ差の3着には3番人気トウカイトリックが入った。

 勝ったアイポッパーは父サッカーボーイ、母サンデーアイ(その父サンデーサイレンス)という血統。半弟に同厩舎でJRA現5勝のインマイアイズ(牡6、父サクラバクシンオー)がいる。4歳時の春にオープン入りすると、05年阪神大賞典(GII)2着、05年天皇賞・春(GI)3着、さらにオーストラリアに遠征して05年コーフィールドC(豪G1)2着など、国内外の長距離重賞戦線で活躍。前走の06年12月ステイヤーズS(GII)で悲願の重賞制覇を飾り、今回は3か月ぶりの実戦だったが重賞連勝となった。通算成績25戦8勝(うち海外2戦0勝、重賞2勝)。

 鞍上の武豊騎手はJRA史上最多となる阪神大賞典8勝目で、JRA重賞はフィリーズレビュー(GII、アストンマーチャン)に続く今年5勝目。通算では241勝目となった。管理する清水出美調教師は同馬で制した06年ステイヤーズSに続くJRA重賞勝利で、通算8勝目となった。

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