21日、浦和競馬場で行われた桜花賞(3歳牝、南関東G1・ダート1600m、1着賞金2000万円)は、石崎隆之騎手騎乗の6番人気{horse=2004100749:マルノマンハッタン}(牝3、浦和・阿部秀一厩舎)がスタートから先手を取り、道中一旦は交わされたものの直線で再び盛り返し、5番人気アグネスターフとの競り合いを1/2馬身差制して優勝した。勝ちタイムは1分44秒2(良)。さらに5馬身差の3着には2番人気パチョリが入った。なお、1番人気のブラックムーンは競走を中止している。
勝ったマルノマンハッタンは、父マンハッタンカフェ、母アプレシェ(その父カコイーシーズ)という血統。昨年6月のデビュー戦(浦和・ダート800m)を6馬身差で圧勝し、2戦目は中央のマリーゴールド賞(OP、新潟・芝1400m)に挑戦して9着。その後2連勝し、なでしこ賞、ニューイヤーC(南関東G3)はそれぞれ5、11着に敗れたが、前走の桜花賞トライアル・ユングフラウ賞(準重賞)を9番人気ながら2着に好走。桜花賞の優先出走権を手にしてここに臨んでいた。通算成績8戦4勝(うちJRA1戦0勝、重賞1勝)。