【毎日王冠注目馬】復活の春から実りの秋へ 一昨年覇者が3歳馬を迎え撃つ

2021年10月07日 18:26

安田記念で復活の勝利を果たしたダノンキングリー(撮影:下野雄規)

 10月10日に東京競馬場で行われる毎日王冠(3歳上・GII・芝1800m)。出走予定の古馬の中で唯一GI馬なのが、ダノンキングリーだ。

 ダノンキングリーは父ディープインパクト、母マイグッドネス、母の父Storm Catという血統。美浦・萩原清厩舎の管理馬。

 2018年10月の2歳新馬戦でデビューし、初勝利。翌年の共同通信杯を3連勝で制すると、皐月賞3着、日本ダービー2着と、世代屈指の実力を見せた。

 3歳秋の始動戦には毎日王冠を選択し、歴戦の古馬相手に貫禄の勝利。しかし、その後は中山記念制するものの、GIでは順に5、3、7、12着と精彩を欠いた。

 迎えた今年の始動戦は安田記念。半年以上ぶりのレースであることや、近走の不振から単勝47.6倍の8番人気と低評価だったが、最後の直線で鋭く伸びて優勝。7度目の挑戦で初のGI制覇を果たした。

 自身が3歳で制したこのレースに、今年はNHKマイルCを制した3歳馬シュネルマイスターが出走予定。復活を遂げた春からさらなる高みを目指す秋へ。ここで古馬GI馬の意地を見せられるか。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。