【海外競馬】アグネスゴールド産駒インラブが米G1キーンランドターフマイルS優勝!

2021年10月10日 14:40

 現地時間9日、アメリカのキーンランド競馬場でG1・キーンランドターフマイルステークス(3歳上・芝1600m・12頭立て)が行われた。本競走は昨年まで、シャドウェルターフマイルステークスとして行われていた。

 道中は中団の内を進んだ6番人気のアグネスゴールド産駒インラブ(セ5、A.アシャール騎手)が、直線で外に持ち出されると力強く伸びて先行各馬をかわし、2着の8番人気テルユアダディ(セ5、J.ルパルー騎手)に1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分34秒84(稍重)。

 2番人気のアグネスゴールド産駒、前年覇者のアイヴァー(牡5、J.タラモ騎手)は4着。愛・A.オブライエン厩舎の遠征馬で1番人気オーダーオブオーストラリア(牡4、J.ヴェラスケス騎手)は最下位12着に敗れた。

 インラブは母Last Bet、母の父Know Heightsという血統のブラジル産馬。アルゼンチン調教馬として2019年4月にデビューし、同地での成績は5戦1勝。

 2020年9月から米国に戦いの場を移し、2戦目で移籍後初勝利。2走前の一般戦で米2勝目をあげると、続くTVGステークス(米L)、今回と3連勝でG1のタイトルを手にした。通算成績は13戦5勝。

 インラブとアイヴァーは、ともに米国のP.ロボ厩舎の管理馬。同厩舎はアグネスゴールド産駒による本競走連覇を達成した。

 アグネスゴールドは父サンデーサイレンス、母エリザベスローズ、母の父ノーザンテーストという血統。現役時代は2001年のスプリングS(GII)、きさらぎ賞(GIII)を制した。

 種牡馬入りした後は日本、アメリカを経てブラジルへ。同地を中心に多数のG1馬を輩出する大種牡馬として活躍したが先月、残念ながらこの世を去った。

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