待望の重賞初制覇を飾ったシャドウディーヴァ(撮影:小金井邦祥)
16日、東京競馬場で行われた府中牝馬S(3歳上・牝・GII・芝1800m)は、後方でレースを進めた福永祐一騎手騎乗の4番人気シャドウディーヴァ(牝5、美浦・斎藤誠厩舎)が、直線で外目に出されて鋭く伸び、先に抜け出していた5番人気アンドラステ(牝5、栗東・中内田充正厩舎)をゴール前で差し切って、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分45秒6(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に8番人気マルターズディオサ(牝4、美浦・手塚貴久厩舎)が入った。なお、3番人気ドナアトラエンテ(牝5、美浦・国枝栄厩舎)は4着、1番人気マジックキャッスル(牝4、美浦・国枝栄厩舎)は15着、2番人気デゼル(牝4、栗東・友道康夫厩舎)は16着に終わった。
勝ったシャドウディーヴァは、父ハーツクライ、母ダイヤモンドディーバ、その父Dansiliという血統。重賞18度目の挑戦にして悲願の初制覇を果たした。またこの勝利で、11月14日に阪神競馬場で行われるエリザベス女王杯の優先出走権を獲得した。
<府中牝馬Sダイジェスト>
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