2017年のシャンペンS(米G1)などダート短距離重賞9勝のフィレンツェファイア(Firenze Fire、牡6、米・K.ブリーン厩舎)が、11月6日のBCスプリント(米G1)を最後に現役を引退。来年から日本のアロースタッドで種牡馬入りすることがわかった。
米競馬メディア『Blood Horse』が現地時間26日、報じた。
フィレンツェファイアは父Poseidon's Warrior(その父Speightstown)、母My Every Wish、母の父Langfuhrという血統。
2歳時に制したシャンペンSはマイル戦だが、近年はそれより短い距離で活躍。重賞9勝中7勝を1400m以下であげている。8月28日のフォアゴーS(米G1・2着)では、優勝馬ヤウポン(Yaupon)と直線で併せた際、激しく噛みつきにいったことで話題を集めた。通算成績は37戦14勝。
なお、ラストランに予定されているBCスプリントには、日本からマテラスカイが参戦予定。JRAによる馬券の発売は予定されていない。