【船橋・平和賞】ディープインパクト産駒ライアンの小久保調教師「こういう血統なので、中央挑戦という方に向いていきたい」

2021年10月28日 13:15

6番人気ライアンが好位でレースを進め、1/2馬身差をつけて優勝(撮影:高橋正和)

 27日、船橋競馬場で行われた第67回平和賞(2歳・重賞・ダ1600m・1着賞金1300万円)は、好位でレースを進めた今野忠成騎手騎乗の6番人気ライアン(牡2、浦和・小久保智厩舎)が、直線で先頭に立ち、内から迫った3番人気マイブレイブ(牡2、船橋・川島正一厩舎)を振り切って、これに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分41秒8(不良)。

【今野忠成騎手】
(馬に初重賞をプレゼントして)
「とりあえず、ひと安心しています。ナイターも初めてとあって、初めて尽くしだったんですけど全然気にしている素振りもなくて、馬の気合いも良かったです。

 思った通りにレースを運べたので、よかったです。(直線は)叩き始めたらちょっとグラグラしちゃう面もあって、周りの騎手にちょっと迷惑かけちゃって申し訳ないなという気持ちもあり、しかし、勝ててひと安心しています。

 まだ幼い面もありまして、ムキになって走るようなところもなく、遊び遊び走っているような感じなので、これからもっと良くなると思います。

 この馬でもっと大きなレースを勝っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」

【小久保智調教師】
「連闘は、前回使う前からの予定だったので、それに合わせてきたので、疲労などもなくいい状態で来れたかなと思います。

 (今野騎手には)ここ最近乗ってる中で癖もつかんでるだろうし、何も言うことはなかったです。

 いつになく真面目に走っているところが見えたので、逆に最後気を抜かないようにという風には見ていました。最後までちゃんと走ってくれて良かったです。

 血統的にも、やはりちょっと違ったところにも挑戦できるかなと。これからオーナーと相談して、是非ウチ(の厩舎)から行きたいなと思っています。こういう血統ですから、中央挑戦という方に向いていきたいなという気持ちはあります。

 まだまだ全然開花していないような状況なので、これからすごく楽しめると思います。これからも応援よろしくお願いします」

(取材、撮影:高橋正和、編集:netkeiba.com)

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