【武蔵野S 血統データ分析】キングカメハメハ産駒が2年連続でヒモ荒れを演出

2021年11月11日 18:33

武蔵野Sで期待できる血統とは?

 13日に東京競馬場で行われる武蔵野S(3歳上・GIII・ダート1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる5回の馬券絡みがキングカメハメハ。次点で3回のゴールドアリュール、シンボリクリスエスが続き、2回がケイムホームとなっている。

 キングカメハメハ産駒は[1-1-3-15]。勝ち馬こそ1人気で勝利した13年ベルシャザールに限られるが、昨年は8人気エアスピネルが3着、一昨年はダノンフェイスが13人気3着、と直近2年は人気薄がヒモ荒れを演出している。今年はエアスピネル、ダイワキャグニーの2頭が出走予定。

 ゴールドアリュール産駒は[2-1-0-9]。18年と20年、隔年でサンライズノヴァが2勝を挙げており、同馬は19年にも59kgの斤量を背負いながら5着で入線していた。また、16年ゴールドドリームは3歳馬ながらにレコード決着の2着と健闘している。今年はリアンヴェリテが出走予定。

 ヘニーヒューズ産駒は[0-0-1-3]。1人気に推された15年モーニンが3着となっているが、同馬は16年が1人気7着、17年が4人気9着。16年に同じコースで施行されたフェブラリーSを制していることを考慮すると少し案外な結果と言えるだろう。今年は上位人気と目されるタガノビューティーほか、ワイドファラオ、レピアーウィットが該当する。

 シニスターミニスター産駒は[1-0-0-4]。17年には7歳馬の古豪インカンテーションが白山大賞典からの連勝を飾ってみせた。また、A.P. Indy系と大まかな種牡馬系統で捉えれば、13年3着ベストウォーリア、18年2着クインズサターンも好走している。今年はスリーグランドが出走を予定しており、そのほかのA.P. Indy系にはスマッシャー、サンライズラポール(除外対象)が該当。

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