4番人気ナムラマホーホが伝統の一戦を制す(撮影:谷口浩)
19日、名古屋競馬場で行われた第62回東海菊花賞(3歳上・重賞・ダ1900m・1着賞金800万円)は、中団後方からレースを進めた戸部尚実騎手騎乗の4番人気ナムラマホーホ(牡4、愛知・藤ヶ崎一人厩舎)が、最終3コーナーから進出を開始し、先に動いて抜け出そうとしていた1番人気チャイヤプーン(牡6、北海道・村上正和厩舎)をゴール前で差し切って、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分04秒0(良)。
さらに2.1/2馬身差の3着に9番人気タイガーアチーヴ(牡5、愛知・原口次夫厩舎)が入った。なお、3番人気コスモバレット(牡6、兵庫・石橋満厩舎)は6着、2番人気トーセンレビュー(牡4、浦和・小久保智厩舎)は7着に終わった。
勝ったナムラマホーホは、父カレンブラックヒル、母ナムラケイオス、その父ケイムホームという血統。9月のベイスプリント以来、通算3度目の重賞制覇を果たした。