現地時間31日、米・ガルフストリームパーク競馬場で行われたフロリダダービー(3歳、米G1・ダート9f)は、E.プラード騎手騎乗の1番人気スキャットダディ Scat Daddy(牡3、米・T.プレッチャー厩舎)が、好位3、4番手追走から4角で早めに先頭に立つと、2番人気ノーショナル Notionalに1.1/4馬身差をつけ押し切った。勝ちタイムは1分49秒00(良)。さらに3/4馬身差の3着に5番人気チェロキー Chelokeeが入った。
勝ったスキャットダディは父Johannesburg(その父ヘネシー)、母Love Style(その父Mr.Prospector)という血統の米国産馬。05年キーンランドセプテンバーセールにて25万ドルで落札されていた。
昨年6月のデビューから2連勝でサンフォードS(米G2・ダート6f)に勝利。ホープフルS(米G1)は2着に敗れたが、シャンペンS(米G1・ダート8f)で初G1制覇。BCジュヴェナイル(米G1)は4着に敗れ、今年2戦目の前走、ファウンテンオブユースS(米G2・ダート9f)に勝利してここに臨んでいた。通算成績8戦5勝(重賞4勝)。
フロリダダービーの勝ち馬は06年バーバロ Barbaro、01年モナーコス Monarchos、95年サンダーガルチと過去12年で3頭がケンタッキーダービー(米G1)を制しており、スキャットダディの走りも注目される。