本日12月1日(水)に船橋競馬場で行われる第67回クイーン賞(3歳上・牝馬・JpnIII・ダ1800m・1着賞金2100万円)。
3連勝で関東オークスを制し重賞初制覇、続くジャパンダートダービーでも3着と好走。古馬初対戦となった前走レディスプレリュードでも3着と力を示したウェルドーン(牝3、栗東・角田晃一厩舎)は6枠10番、昨年の覇者であり、前走JBCレディスクラシックこそ10着に敗れたものの前々走まで重賞3連勝中だったサルサディオーネ(牝7、大井・堀千亜樹厩舎)は3枠4番に入った。
クイーン賞注目の出走馬のプロフィールをピックアップして紹介する。
■JRA所属馬
ウェルドーン(牝3)
未勝利脱出までに6戦を要し、1勝クラスでも足踏みしたが、2連勝で挑んだ関東オークスでは南関東牝馬2冠のケラススヴィアをねじ伏せて重賞初制覇。続くジャパンダートダービーでアタマ+アタマ差の3着、古馬初挑戦だった前走のレディスプレリュードでも3着に入り、ポテンシャルの高さを示している。砂をかぶらずスムーズに運べれば好勝負に持ち込める。
エリザベスタワー(牝3)
芝のデビュー戦を勝利で飾り、3戦目のチューリップ賞では同着ながらも重賞初制覇。桜花賞13着、スイートピーS6着を経て、今回は約7か月ぶりの実戦になる。初ダートに加え、初ナイター、初コースなど克服すべき課題は多いが、500キロを超える馬体の外国産馬。川田将雅騎手を配してきただけに軽視できない存在だろう。
プリティーチャンス(牝4)
芝のデビュー戦こそ15着に敗れたが、ダートに矛先を向けて素質が開花。全4勝をダート1800メートルでマークしており、重賞初挑戦だった前走のみやこSでは大外から追い上げて0秒5差の4着。脚質的にスパイラルカーブの船橋コース向きで、5戦4勝2着1回の岩田望来騎手とのコンビ復活も大きな魅力だ。牝馬限定戦なら初タイトル奪取も十分ある。
リネンファッション(牝4)
芝のデビュー戦を勝利で飾り、5戦目から路線を変更。ダート1800メートルで3勝を積み重ね、ここ3戦は重賞に挑戦してスパーキングレディーC、ブリーダーズゴールドCで連続2着。前走のJBCレディスクラシックでは0秒7差の3着に粘り込んでいる。タイトル獲得まであと一歩のところまできており、早め早めの積極策で押し切りを狙う。
■南関東地区所属馬
サルサディオーネ(牝7)
充実期に入り、スパーキングレディーC、スパーキングサマーC、日本テレビ盃で破竹の3連勝。前走のJBCレディスクラシックは苦手な長距離輸送に加えて、初コースに戸惑って本来のスピードを生かせず不完全燃焼の10着に終わったが、全11勝をマークしている左回りコースなら見直しが必要だろう。牝馬にとって過酷なトップハンデ56.5キロだが、マイペースに持ち込んで連覇を達成するか。
発走は20時05分。
(出走馬情報提供:千葉県競馬組合)
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