11日、阪神競馬場で行われたエリカ賞(2歳・1勝クラス・芝2000m)は、中団でレースを進めた岩田望来騎手騎乗の3番人気サトノヘリオス(牡2、栗東・友道康夫厩舎)が、直線で馬の間を突き、内から伸びた4番人気ヴェールランス(牡2、栗東・藤岡健一厩舎)との追い比べを制して、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分59秒7(良、2歳コースレコード)。
さらに2馬身差の3着に2番人気ダノンブリザード(牡2、栗東・池江泰寿厩舎)が入った。なお、1番人気アートハウス(牝2、栗東・中内田充正厩舎)は6着に終わった。
勝ったサトノヘリオスは、父エピファネイア、母エアマグダラ、その父サンデーサイレンスという血統。前走中京芝2000mの未勝利では2歳コースレコード(当時)で初勝利を挙げていたが、ここでもレコードをマークし連勝を飾った。通算成績はこれで3戦2勝。