18日に中山競馬場で行われるターコイズS(3歳上・牝・GIII・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、同時期にオープンのハンデ戦として施行された2011〜2014年もデータの集計対象とした。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが7番、8番。3回で3番が続き、2回が1番、2番、4番、6番、9番、13番、14番、15番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-0-2-14/17 複勝率17.6% 複勝回収率48%
2枠 1-0-2-15/18 複勝率16.7% 複勝回収率61%
3枠 0-3-1-15/19 複勝率21.1% 複勝回収率100%
4枠 4-3-2-10/19 複勝率47.4% 複勝回収率148%
5枠 1-2-0-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率91%
6枠 0-0-1-19/20 複勝率5.0% 複勝回収率17%
7枠 1-1-2-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率113%
8枠 2-1-0-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率211%
【6人気以下】
1枠 0-0-1-12/13 複勝率7.7% 複勝回収率32%
2枠 0-0-2-13/15 複勝率13.3% 複勝回収率47%
3枠 0-0-1-11/12 複勝率8.3% 複勝回収率98%
4枠 1-1-0-5/7 複勝率28.6% 複勝回収率195%
5枠 0-1-0-13/14 複勝率7.1% 複勝回収率101%
6枠 0-0-1-10/11 複勝率9.1% 複勝回収率30%
7枠 0-1-2-10/13 複勝率23.1% 複勝回収率158%
8枠 2-1-0-15/18 複勝率16.% 複勝回収率234%
昨年の本稿でも4枠の異様な好走率の高さを指摘したが、昨年も4枠8番のスマイルカナが1着(1番人気・単オッズ4.8倍)。今年もまずは4枠に注目で、特に上位人気なら信頼度は高い。
一般的に中山芝1600mは内枠有利といわれるが、その意識が過剰なためか内枠は回収率が出ていない。むしろ穴狙いなら外目の枠順だ。7枠8と枠も好走率・回収率が非常に優秀で、15年はシングウィズジョイ(8枠16番)→ダンスアミーガ(5枠9番)→オツウ(7枠14番)の決着で3連単295万4680円の大波乱になっている。