今朝、ジャスティンパレスは3頭併せの追い切りを消化(中央、撮影:井内利彰)
12月28日(火)に中山競馬場、芝2000mで行われるGI、ホープフルS。ここに新馬、黄菊賞と連勝中のジャスティンパレス(栗東・杉山晴紀厩舎)が出走を予定しており、今朝22日はその最終追い切りが行われている。
1回目のハローが終了した直後のCWに、今回初コンビを組むC.デムーロ騎手を背に入場。先頭にカルネドボヤージュ、これを追走するジャスティンパレス、その後ろからジャスティンカツミが追走した。
6F標識手前での先頭とジャスティンパレスの差は4馬身ほど。これが4コーナーでは1馬身ちょっとのところまで詰まり、一番後ろにいたジャスティンカツミも差を詰めてきて、最後の直線は3頭が雁行するような状態だった。
3頭から最初に脱落したのがジャスティンカツミで、ゴール前はカルネドボヤージュとジャスティンパレスの追い比べ。ただ、手応えはカルネドの方が優勢で、パレスが少し劣勢で同入という感じ。時計は6F78.9〜5F64.1〜4F50.2〜3F36.0〜2F23.0〜1F11.8秒。数字は申し分ないが、主観的にややインパクトに欠ける内容という感じも否めない。
(取材・文:井内利彰)