【有馬記念 注目馬(12)】歴代最多4勝の調教師×凱旋門賞ジョッキーのタッグが波乱を巻き起こす

2021年12月23日 12:08

有馬記念に出走予定のペルシアンナイト(写真は今年の天皇賞秋出走時、撮影:橋本健)

 12月26日に中山競馬場で行われる有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)。出走予定馬の中で最多のキャリア35戦を誇るのがペルシアンナイト(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)だ。

 ペルシアンナイトは父ハービンジャー、母オリエントチャーム、母の父サンデーサイレンスという血統。通算成績は35戦4勝。

 2016年8月に小倉競馬場の2歳新馬戦でデビュー。2歳時は新馬戦と12月のこうやまき賞で2勝をあげ、翌年2月のアーリントンCで重賞初制覇を飾った。同年春にはクラシックに出走し、皐月賞では2着に好走した。

 秋はマイル路線に進み、前哨戦の富士Sでは5着に敗れたがマイルCSでは3歳馬ながら古馬を一蹴、GI初制覇を果たした。この勝利を境に現在に至るまで勝ち星からは遠ざかっているが、マイルCSでは2018年に2着、2019年に3着と得意の条件ではGIでも好勝負を繰り広げている。

 管理する池江泰寿調教師は2011年・13年のオルフェーヴルなどこれまで有馬記念で4勝をあげており、これは歴代で最多の数字となる。暮れのグランプリを知り尽くす師が古豪GI馬をどう仕上げてくるのか。昨年の凱旋門賞ジョッキー、C.デムーロ騎手が騎乗する点も心強く、期待が膨らむ。

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