矢野貴之騎手騎乗のウラノメトリアが優勝(撮影:高橋正和)
24日、大井競馬場で行われた金盃トライアル(3歳上・ダ2600m・1着賞金610万円)は、道中4番手でレースを進めた矢野貴之騎手騎乗の3番人気ウラノメトリア(セン5、大井・渡邉和雄厩舎)が4コーナーで2番手に進出し、そのまま直線で力強く後続を突き放すと、中団追走から4コーナーで内を突いて伸びた1番人気サトノプライム(牡7、船橋・川島正一厩舎)に4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分49秒6(稍重)。
さらに3馬身差の3着には2番人気シュプレノン(セン6、船橋・山中尊徳厩舎)が入った。ホッカイドウ競馬から移籍初戦の道営記念2着馬オタクインパクト(牡3、大井・蛯名雄太厩舎)は、4番人気に推されていたが、7着入線後騎手が下馬している。
ウラノメトリアは父ルーラーシップ、母ミクロコスモス、その父ネオユニヴァースという血統で、大井の勝島王冠で南関東重賞初制覇を挙げたコズミックフォースの半弟になる。JRA3勝クラスからの転入初戦で、19年11月以来の久々の勝利となった。通算成績はこれで16戦4勝。
なお、1、2着馬には、22年2月9日大井競馬場にて行われる第66回金盃(SII)の優先出走権が付与された。
(取材、撮影:高橋正和、編集:netkeiba.com)