有馬記念に続いて横山武史騎手騎乗のキラーアビリティが戴冠(撮影:下野雄規)
28日、中山競馬場で行われたホープフルS(2歳・牡牝・GI・芝2000m)は、3番手でレースを進めた横山武史騎手騎乗の2番人気キラーアビリティ(牡2、栗東・斉藤崇史厩舎)が、直線で抜け出すと、最後は直後から追っていた4番人気ジャスティンパレス(牡2、栗東・杉山晴紀厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分00秒6(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に8番人気ラーグルフ(牡2、美浦・宗像義忠厩舎)が入った。なお、1番人気コマンドライン(牡2、美浦・国枝栄厩舎)は12着、3番人気サトノヘリオス(牡2、栗東・友道康夫厩舎)は13着に終わった。
勝ったキラーアビリティは、父ディープインパクト、母キラーグレイシス、その父Congareeという血統。2走前の小倉芝2000mの未勝利では従来の2歳コースレコードを1秒7も更新する圧倒的な内容で7馬身差圧勝。続く萩S(L)では2着に敗れたが、ここで巻き返してGI制覇を果たした。
初コンビだった横山武史騎手は有馬記念に続き中1日でのGI連勝。今年のGI・5勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆キラーアビリティ(牡2)
騎手:横山武史
厩舎:栗東・斉藤崇史
父:ディープインパクト
母:キラーグレイシス
母父:Congaree
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 キラーアビリティ 2人気
2着 ジャスティンパレス 4人気
3着 ラーグルフ 8人気
4着 フィデル 7人気
5着 ボーンディスウェイ 10人気
6着 マテンロウレオ 9人気
7着 アケルナルスター 12人気
8着 シェルビーズアイ 13人気
9着 グランドライン 11人気
10着 アスクワイルドモア 5人気
11着 オニャンコポン 6人気
12着 コマンドライン 1人気
13着 サトノヘリオス 3人気
14着 クラウンドマジック 15人気
15着 タイラーテソーロ 14人気
<ホープフルSダイジェスト>
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