28日、高知競馬場で行われた第43回金の鞍賞(2歳・重賞・ダ1400m・1着賞金600万円)は、先団の後ろに付けた赤岡修次騎手騎乗の1番人気ファーストリッキー(牡2、高知・田中守厩舎)が、しぶとく脚を使い、内を突いて抜け出た3番人気グットクレンジング(牡2、高知・田中守厩舎)をゴール前で差し切って、これに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒2(重)。
さらに1.1/2馬身差の3着に4番人気マオノウイッシュ(牝2、高知・工藤真司厩舎)が入った。なお、2番人気リュウノアンジェラ(牝2、高知・国澤輝幸厩舎)は12着に終わった。
勝ったファーストリッキーは、父コパノリッキー、母レディマールボロ、その父Smoke Glackenという血統。高知転入後無傷5連勝で重賞初制覇を果たした。当馬の父コパノリッキーにとってもこれが産駒の重賞初勝利。