12日、名古屋競馬場で行われた東海桜花賞(4歳上、ダート1400m、1着賞金300万円)は、戸部尚実騎手騎乗の2番人気
マサアンビション(牡8、愛知・瀬戸口悟厩舎)が中団追走から、先に抜け出した1番人気
キングスゾーンを1/2馬身交わし優勝した。勝ちタイムは1分29秒4(良)。さらに4馬身差の3着に5番人気
マヤノモーリスが入った。なお、勝った
マサアンビションには5月3日(木)に行われるかきつばた記念(交流GIII)の優先出走権が与えられる。
マサアンビションは父ウォーニング、母シネマライフ(その父マルゼンスキー)という血統。半妹にJRA現2勝の
クィーンオブキネマ(牝3、栗東・領家政蔵厩舎、父タイキシャトル)がいる。
02年3月に栗東・増本豊厩舎からデビューし、3戦目で初勝利。その後多くのキャリアを積み重ね、昨年2月のなにわS(1600万下、阪神・ダート1200m)に勝ちオープン入り。その後5戦したが馬券に絡むことはなく、今年2月に現厩舎に移籍。移籍2戦目のアクアマリンオープン(A1、名古屋・ダート1900m)で移籍後初勝利を挙げ、前走は名古屋大賞典(交流GIII)で7着に敗れていた。通算成績48戦8勝(うちJRA44戦6勝、重賞1勝)。