中山GJ、カラジは文句なしの出来

2007年04月12日 19:50

 12日、14日(土)に中山競馬場で行われる中山グランドジャンプ(JGI)に出走を予定している外国馬4頭の調教及び関係者のコメントがJRAより発表された。調教及びコメントは以下の通り。

・カラジ(セン12、豪)
【調教状況】
(B.スコット騎手 騎乗)
パーソナルドラムと併走。
芝コース:ダク1/2周-キャンター1.1/2周(直線で追切)-常歩
(5F)1:06.4、(4F)52.2、(3F)38.6、(2F)24.7、(1F)12.1

【関係者の話】
(E.マスグローヴ調教師)
「文句をつけられない出来だと思う。あとは、B.スコット騎手の腕に全てを委ねて良い結果を祈るだけ。中山GJは、とにかく馬だけではなく、乗り手の手腕を試される非常に質の高いレースで、方向の転換や上り下りと様々な種類の障害物がある中で、どの枠からのスタートでも同等のチャンスが与えられる一方で、その取り組み方や仕掛けるタイミング一つで勝負の明暗が分かれるレースだ。カラジの過去2回の優勝も、B.スコットでなければ2着でもおかしくないものであったと思う。」

・パーソナルドラム(セン10、豪)
【調教状況】
(C.ダーデン騎手 騎乗)
カラジと併走。
芝コース:ダク1/2周-キャンター1.1/2周(直線で追切)-常歩
(5F)1:06.4、(4F)52.2、(3F)38.6、(2F)24.7、(1F)12.1

【関係者の話】
(E.マスグローヴ調教師)
「今日の追い切りは非常に満足している。ペガサスJに比べて俄然良くなっている。パーソナルドラムは落ち着くまでに多少時間を要する馬であるが、いったん落ち着けば能力的には優れたものを持っているので、中山GJでは前走より良い結果を期待したい。」

・リアルトニック(セン11、新)
【調教状況】
(J.リデル騎手 騎乗)
ノーヒーローと併走
芝コース:ダク1周-キャンター2.1/4周-ダク3/4周

【関係者の話】
(J.ウィーラー調教師)
「馬はとても良くなっている。きちんと食べているし、状態面での心配はない。昨日強めに追っているので、今朝は軽めの運動とした。一雨降ったおかげで、馬場がやわらかくなって良い感じであった。中山GJに向けて調整はうまくいっている。」

・ノーヒーロー(セン11、新)
【調教状況】
(I.ラプトン騎手 騎乗)
リアルトニックと併走
芝コース:ダク1周-キャンター2.1/4周-ダク3/4周

【関係者の話】
(P.ネルソン調教師)
「馬の調子は良好である。日本馬で注目している馬はいない。レースの乗り方についても騎手に任せている。明日は障害コースをキャンターで走り、環境に慣らしていくつもりだ。」

◆各馬の馬体重
カラジ 430kg
パーソナルドラム 450kg
リアルトニック 498kg
ノーヒーロー 458kg
※調教終了後に計測

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