張田昂騎手騎乗の6番人気キタノオクトパスが勝利(撮影:高橋正和)
12日、船橋競馬場で行われたチバテレ盃(報知グランプリカップトライアル)(4歳上・準重賞・ダ1800m・1着賞金600万円)は、道中5番手の外目でレースを進め、向正面で先団に取りついて4コーナーで先頭に立った張田昂騎手騎乗の6番人気キタノオクトパス(牡5、船橋・張田京厩舎)が、3番手からこれと一緒にスパートをかけた3番人気ブリッグオドーン(牡5、大井・渡邉和雄厩舎)との競り合いを制し、クビ差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分53秒7(重)。
さらに6馬身差の3着には7番人気コパノジャッキー(牡7、大井・荒山勝徳厩舎)が入った。1番人気に推されていたリッカルド(セン11、船橋・佐藤裕太厩舎)は4着、2番人気に推されていたマカベウス(牡4、船橋・米谷康秀厩舎)は6着に終わった。
キタノオクトパスは父フェノーメノ、母ヒロアンジェロ、その父グラスワンダーという血統。20年のジャパンダートダービー(JpnI)3着の実績があるが、今回、JRA3勝クラスからの転入初戦で20年9月以来の勝利を挙げた。通算成績はこれで16戦4勝。
なお、1着馬には、2月16日船橋競馬場にて行われる第58回報知グランプリカップ(SIII)への優先出走権が付与された。
(取材、撮影:高橋正和、編集:netkeiba.com)