13日、14日(土)に中山競馬場で行われる中山グランドジャンプ(JGI)に出走する外国馬4頭の調教及び関係者のコメントがJRAより発表された。調教及びコメントは以下の通り。
・カラジ(セン12、豪)
【調教状況】
(B.シンプソン攻馬手兼厩務員 騎乗)
ダートコース:ダク1周-キャンター2.1/2周-常歩
障害コース:軽く流す
【関係者の話】
(E.マスグローヴ調教師)
「両馬(カラジとパーソナルドラム)とものびのびとした動きで満足している。カラジはおそらくこの上ないと言える程の状態で最終調整を終えられたので、3連覇のチャンスはかなりあると思う。とにかく、トラブルに遭うことなく、少しばかりの運がこちらに向いてくれることを祈るばかりだ。そうすれば十分に勝てる力はある。献身的に尽くしてきた厩舎スタッフの為にも、是非良い結果となることを願っている。枠番については、9番というちょうど真ん中あたりの枠になったが、良い枠だと思う。いずれにしても、展開が思うように運んでくれることを願っている。」
・パーソナルドラム(セン10、豪)
【調教状況】
(T.バルフォア攻馬手 騎乗)
ダートコース:ダク1周-キャンター2.1/2周-常歩
障害コース:軽く流す
【関係者の話】
(E.マスグローヴ調教師)
「ペガサスJSから比べると目覚ましく良くなっているが、とにかくレース当日も落ち着きを維持できるかどうかがカギになる。うまくおさまってレースができれば、いいポジションにつけられると思う。枠番については、外枠のほうが後ろにまわり易いので、12番は非常に満足している。」
・リアルトニック(セン11、新)
【調教状況】
(J.リデル騎手 騎乗)
ダートコース:ダク1周-5Fを強めに
障害コース:下見
【関係者の話】
(B.クロージャー攻馬手)
「私もウィーラー調教師も馬の仕上がりにとても満足している。これまで特にトラブルもなく、飼葉食いもよく毛づやもとても良い。どの様なレース展開になっても、過去に参戦した大きなレースにはほぼ勝っている。明日のレースで、この馬がペースについていけるかどうかは正直わからないが、馬の状態については満足しているので、これ以上望むものはない。この距離になれば、枠順はあまり気にならないが、経済的なコースということを考えれば内側であれば良かったとは思う。あとは騎手に頑張ってもらうだけだ。」
・ノーヒーロー(セン11、新)
【調教状況】
(I.ラプトン騎手 騎乗)
ダートコース:ダク(2000m)-キャンター(2000m)
障害コース:下見
【関係者の話】
(P.ネルソン調教師)
「馬の雰囲気や状態は非常に良く、これ以上望むものはない。レース展開はレース毎に異なるので、特に戦略的なものは考えておらず、騎手に任せるだけ。この馬にとっては、少し雨が降ってくれるとありがたいが、ただ降りすぎてもよくないね。」
(I.ラプトン騎手)
「枠番が10番になったが、特に不満はない。」
◆各馬の馬体重
カラジ 431kg
パーソナルドラム 447kg
リアルトニック 496kg
ノーヒーロー 458kg
※調教終了後に計測