今週は中京競馬場で、日経新春杯(GII)が行われます。

　昨年は、何かと話題となっていたアドマイヤビルゴが5戦4勝で登場。当然の如く1番人気に推されましたが、10着と惨敗を喫しました。

　勝利したのは、7番人気のショウリュウイクゾ。2着に13番人気のミスマンマミーアが入った馬券は、馬単でも「10万超え」と高配当になりました。

　3着にも4番人気のクラージュゲリエと、1〜3番人気が全て馬群に沈む大波乱。京都競馬場の改修工事で、昨年に引き続き今年も中京で行われることから、予想は難解と言えるでしょう。

　そんな難しい一戦を、オリジナルのビッグデータを活用したAIが予想。人工知能によって弾き出された、注目馬をご紹介します。

◆先週は「14万2600円」の大的中！ 気になるAIの「◎」は…

　先週のシンザン記念(GIII)では、AIが本命に抜擢した4番人気のマテンロウオリオンが優勝。好位インコースを立ち回ると、直線で抜け出し粘り込みました。

　そんな絶好調のAIが、今週の日経新春杯で本命に指名したのはステラヴェローチェでした。

　昨年の牡馬クラシックでも皐月賞(GI)3着、日本ダービー(GI)3着、菊花賞(GI)4着と、全て掲示板に載る好走。古馬も交えた有馬記念(GI)でも、M.デムーロ騎手を鞍上に4着と健闘しました。

　有馬記念はメンバーが強かったこともありますが、出遅れて後方からの競馬。最後外々を回されながらも、一線級相手に好走したことは評価できるでしょう。

　ステラヴェローチェは、母父ディープインパクトに父が凱旋門賞馬のバゴという血統。不良馬場だったサウジアラビアRC(GIII)、神戸新聞杯(GII)を勝利で飾っているように重い馬場は苦にしないタイプといえます。

　とはいえ、母父の影響もあるのか良馬場でもやれることは実証済み。1回中京開催も6日目が終わり芝も内側の傷みが大きくなってきていますから、十分にこなしてくれるはずです。

　鞍上は、前走に引き続きM.デムーロ騎手。一度でも騎乗経験があるのはプラスとなりそうで、ステラヴェローチェが能力通りのパフォーマンスを発揮できれば勝利が期待できます。

　メンバー的にも1番人気となりそうなステラヴェローチェですが、相手には思わぬ「穴馬」も…。気になる方は、チェックしてみてはいかがでしょうか？

(netkeiba編集部)