現地時間14日、豪・ランドウィック競馬場で行われたオールエイジドS(2歳上、豪G1・芝1400m、9頭立て)に、昨年のスプリンターズS(GI)を勝ったテイクオーバーターゲット Takeover Target(セン8、豪・J.ジャニアック厩舎)がJ.フォード騎手を鞍上に出走したが、5着に敗れた。
勝ったのはN.ロウィラー騎手騎乗のベントリービスケット Bentley Biscuit(セン5、豪・G.ウォーターハウス厩舎)。先週のT.J.スミスSに続く2週連続のG1制覇となった。勝ちタイムは1分24秒07。
テイクオーバーターゲットは父Celtic Swing、母Shady Stream(その父Archregent)という血統の豪州産馬。03年にオーナー兼トレーナーであるジャニアック師によって、1250豪ドル(約11万円)という安値で落札されていた。昨年はライトニングS(豪G1)、キングススタンドS(英G2)、スプリンターズSを制して第2回グローバルスプリントチャレンジ王者に輝いた。12月の香港スプリント(香G1)に出走予定だったが、禁止薬物が検出されたため出走取消となっており、今回がスプリンターズS以来約6か月ぶりのレースだった。通算成績24戦13勝(重賞6勝、JRA2戦1勝)。